小学6年生クラスの保護者の皆様にご連絡いたします。
長い間ご通学いただき、誠にありがとうございます。
2025年3月で当教室の小学生クラスをご卒業となります。
そこで、来年度の中学生クラスご入校に関するご案内です。
中学生クラスは2時間授業となり、2年間を予定しております。
プログラミング言語はビジュアル言語からテキスト言語(Python(パイソン))へ変更となります。
2つの言語の違いはこのページ後半に記載しています。
授業時間帯は、部活動の時間の関係上、平日夜間と土曜の夕方以降の①~③で設定しております。
現在小学5年生で現小学6年生クラスに在籍されている方や、来年度もビジュアル言語を続けたい方は、現小学5年生クラス(④~⑥)へのご移動も可能です。難易度は現在の小学6年生クラスと同程度ですが、組立てるロボットやプログラムが重複することはございません。⑦と⑧は現在空きがございませんが、今後ご移動が可能になる場合もございます。
2025年度クラス | 現在のご希望者数 | 募集人数 |
|
---|---|---|---|
新中学生クラス | ①第1第3水曜19時半~ | 2 | 4 |
②第1第3土曜16時半~ | 4 | 4 |
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③第2第4土曜19時半~ | 2 | 4 |
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新小学6年生クラス | ④第1第3火曜19時半~ | 0 | 1 |
⑤第1第3水曜17時~ | 0 | 1 |
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⑥第1第3日曜8時~ | 1 | 1 |
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⑦第2第4土曜13時半~ | 0 | 0 |
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⑧第2第4日曜13時半~ | 0 | 0 |
また、1年にお一人かお二人ほど、中学生クラスを途中でお辞めになる方もいらっしゃいます。
その際の理由としましては、以下のものが挙げられます。
- 英語が苦手(テキスト言語は英語(アルファベット)でタイピングを行うため)
- 時間帯が遅い
- 学業や部活動との両立が出来ない
英語に関しましては使う英語が限られており、スマートフォンのように一部入力すると命令の予測変換候補が表示され、小学生のビジュアル言語と同じ感覚でプログラミングが出来るため、あまり心配されなくても良いかと思います。英語が理由でお辞めになる方は英語に苦手意識を持たれていて、テキスト言語に慣れる前にお辞めになられますが、英語にチャレンジする良い機会と捉えていただければと考えております。
時間帯や学業、部活動両立の件につきましては、お子様とご相談されてご検討いただけると幸いです。
何かご心配な点がございましたら、ご相談をいただければと思います。
また当教室の授業では、ロボット組立後に全員で一緒に基本プログラミングを行っております。その後、基本プログラミングを使って、個人でミッションチャレンジのプログラミングを行います。
- タイピングの難易度は、「基本プログラミング > ミッションプログラミング」 です。
- 基本プログラミングで、当日のロボットの基本動作の定義命令(複数の命令の集まりを1つのオリジナルの命令にする)を作ります。ロボットが変わると定義命令も変わります。
- 「モーターを回転させる」、「モーターを止める」、「センサーを使う」などの命令や「もし」、「くり返し」などの構文を使って、「前に進む」、「黒を見つけるまで進む」、「壁を見つけるまで進む」、「つかむ」、「はなす」などの定義命令を作ります。
- 定義命令は3~5個ほど作ります。1つ作るごとに動作確認を行います。
- 定義命令を使いながら、ミッションプログラミングを行います。
そのため基本プログラミングに時間がかかってしまいますと、ミッションチャレンジの時間が少なくなってしまいます。
そこで、お子様の小学6年生までのお取組みのご様子から、「基本プログラミングをこちらで全て準備させていただきたい。(完成ずみの定義命令の説明を聞きながら動作確認のみを行っていただく。)」などのご提案をさせていただく場合がございます。ご理解いただきますよう、お願いいたします。
ご通学をご希望される方は、ご希望クラスをご連絡下さい。
もしクラスの募集人数を超えるご希望があった場合は、調整させていただきたいと思います。
その際は、先にご連絡をいただいた方を優先させていただく場合もございますので、ご承知おき下さい。
2025年1月31日までにいただいたご希望を基に、2025年2月28日までにクラス編成を行いたいと思います。
まだ中学ご進学後のご予定がわからない場合もあるかと思いますので、ご進学後(2025年4月以降)に当教室にご通学されるかどうかをご判断いただいても問題ございません。
ただこの場合は、2025年4月以降で席の空いているクラスからお選びいただくことになるかと思います。
ご検討をよろしくお願いいたします。
中学生クラスで使用するテキスト言語について
中学クラスでは使用するプログラミング言語が、ビジュアル言語からテキスト言語の「Python(パイソン)」になります。
違いや特徴は次のようになります。
Scratch | Python | |
---|---|---|
種類 | ビジュアル言語 (ブロック) | テキスト言語 (タイピング) |
記述例 | count = 0 while (count < 10): print(count) count = count + 1 |
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特徴 | 直感的に操作できるためプログラミング入門に最適。 テキスト言語にステップアップしやすい。 ただし実行結果がScratch画面上でしか確認できないためアプリ開発不可。 またデータ入出力が自動でできないため、大量の外部データ処理は不得意。 テキスト言語に比べ、長いコードの作成、修正に手間がかかる。 | 記述がシンプルで簡単なのでテキスト言語入門に最適。 ライブラリ(拡張機能)が豊富なため、データ分析、人工知能の分野等でよく使われる。 C言語と記述の仕方が似ているため、C言語にステップアップしやすい。 YoutubeやInstagramなどのWebアプリもPythonで開発されている。 一方で実行速度が遅いのでゲーム開発には不向き。 |
ロボット制御に用いられるテキスト言語には、他にC言語などがありますが、Pythonがシンプルで簡単なため、こちらを使用しています。
中学クラスではまず、ビジュアル言語とPythonの違いを学び、小学クラスで学んだ基本的なロボット制御をPythonで行います。
また数学の知識を使って、より良い制御をするための方法を学びます。
この段階では小学クラスで使用した簡単なロボットのモデルを再度使用します。
Pythonの基本を学んだら、新しいモデルを組み立てながら、ロボットの仕組みと制御を学びます。
ロボットの仕組みは小学クラスより、少し深い内容を学びます。
使用するロボットは小学高学年クラスと同じで、組立モデルが小学高学年クラスで使用しているものと同じになることがありますが、これまで組立てたモデルをもう一度組立てることはありません。
中学クラスでは、小学生には難易度の高いモデルにもチャレンジします。